べっらぼーちぇ音楽院

合格者体験談

2013年度 合格者体験談

東京音楽大学卒

【東京音楽大学・大学院 声楽科・独唱研究領域合格】滝村 彩美 さん

大学に入学した当初大学院で勉強することは全く考えておらず、合格することすら想像できませんでしたが、大学4年間はとても充実することができ、卒業後もさらに勉強したいと思いました。しかし今のレベルで音楽を続けて良いのか、その覚悟があるのかとても悩みました。 そのことを秋山先生にお話したら、「勉強させてもらえる環境にいるのならば勉強させてもらいなさい」、「焦って今年受からなくても大丈夫」と親身になって下さいました。気持ちを切り替え、4年生の夏に大学院を受験しようと決心しました。 そうした中、入試2ヶ月前に体調を崩し入院してしまい、1ヶ月程歌えない期間がありました。振り返ると受験のことで頭がいっぱいで体調管理を怠っていたことに気づき、「自己管理も演奏家にとって重要」だと先生から教えて頂いたのにできていないこと、さらに両親に心配をかけてしまったことに落ち込みました。しかし発想を代え、歌えない期間を筆記テストの勉強に充てて、また楽譜の読み込み、発音の練習、いろんな人の曲を聴き、歌うだけが歌の勉強ではないことも改めて知りました。素晴らしい医師の方にも恵まれ、完治後始めて歌った時は1ヶ月前と何も変わらず歌うことができました。それからは体調管理も気をつけ準備を進めました。 試験の当日は舞台で歌えることが楽しくに感じ、良い緊張感の中演奏することができました。私が合格できたのは私の想いを受け入れて真剣に向き合って下さった先生方、一緒に頑張った友人、何度も話を聞いてくれた先輩、そして誰よりも私を応援してくれる両親の支えがあったからです。大学院では支えてくれるみんなと勉強できる環境に感謝して、学部とは違う意識を持ち過ごします。合格まてご指導下さりありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

大学院合格おめでとう!大学在学中にメゾからアルトに音域が広がりましたね。大学受験の時、施した緊急措置がそのまま実りました。大学4年間で、彩美ちゃん程成長した生徒を先生は他に知りません。真面目にコツコツと少しずつ努力しているのが、毎回のレッスンでわかっていました。特に武満徹作曲の「三月のうた」は誰も真似できないような低音が良く響き、往々にしてポピュラーぽくなってしまうこの曲を、格式高く感受性豊かにまとめあげていました。在学中劇団四季のオーディションを受けたり、歌だけでなく踊りや演技にも興味を持っているようでしたね。大学院では、更に声楽を学びオペラの勉強もしていくと、いろいろな可能性が広がって行くと思いますよ。

東京音楽大学卒

【東京音楽大学・大学院 声楽科・独唱研究領域合格 及び 東京学芸大学大学 院教育学研究科音楽教育専攻音楽コース合格】山田 裕香 さん

この度、東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻音楽コース、並びに東京音楽大学大学院声楽専攻独唱研究領域に合格出来ましたこと、秋山先生、そして大学でご教授頂きました全ての先生方に心から御礼申し上げます。大学受験の日々から早いものでもう四年が経ちます。思えば、声楽に関して全くの無知である内から、秋山先生は常に明るく、懇切丁寧にご指導下さいました。自らの実力を省みずに結果を急ぎすぎる私の未熟さ故に心折れそうになることも多々ございましたが、秋山先生はその都度正しい方角へと導いて下さいました。特に東京学芸大学大学院の試験では、学科の勉強とのバランスをとることが実に難しく、それまでのように歌を歌えなくなってしまった時期もございました。しかし、受験前最後のレッスンにおいては本番で背伸びをしない大切さを教えて頂き、結果を気にするよりも、とにかく今の自分の等身大の演奏をしようと心に決めることが出来ました。ですので、その結果をこうして認めて頂けたことは本当に嬉しく思っております。また大学四年次に、区民オペラにおきまして先生と同じ舞台に立たせて頂けたことは私にとって生涯忘れ得ぬ経験となりました。プロの方々の現場を間近で拝見できたことは、舞台経験の少ない私にとって大いに意義のある勉強の場でございました。東京音大の大学院試験や卒業試験の演奏では愚かにも体調不良からの失敗を繰り返してしまうなど、まだまだ半人前ともなれぬ私でございます。これからも真摯に努力を重ねて参りますので、ご指導、ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

大学院合格おめでとう!裕香ちゃんも大学4年間で、格段の成長を遂げた一人です。見事にソプラノからコロラチューラ ソプラノに変身しました。レッスンの発声練習で毎回、超高音三点AかB!まで出さされて、さぞしんどかった事と思いますが、曲の中で三点FやEsを出すのがヘッチャラになったでしょ!そして超難曲のコンサートアリアやコンスタンツェや夜女を歌い、学芸大大学院までも合格しました。新しい環境でもめげることなく、持ち前の利発さと明るさで、更に磨きをかけてください。そして、先生がまともに歌えるうちに今度は合唱ではなく、一緒に演奏できるのを楽しみにしています。

東京音大附属高校卒

【東京音楽大学 声楽演奏家コース合格】石丸 椎菜 さん

私の高校生活、とても充実してました!幸せな思い出、楽しかった思い出、悲しかった思い出、辛かった思い出、沢山の思い出が詰まった生活でした。その中で私は一番友達に恵まれていました。好きな曲をみんなで歌ったりアンサンブルしたり、この高校でしかできない演奏です(^ω^)この友達と沢山の場所で演奏できるよう大学でもがんばっていきたいです!声楽がこの三年間で普通の歌い方との違いも教わり、色んな歌い方をつかいわけることができるようになった、先生方にも感謝しています。大学はいっても頑張りたいです!

椎菜さん、あなたは本当に自由奔放に高校生活を満喫しましたね。 高校のオペラでは一年生から役を貰い、3年生ではインぺクをこなし、いつも楽しそうに歌い演技しました。外の仕事では、テレビドラマの出演や映画の撮影、ミュージカルと忙しい日々を送っていました。良く頑張りました!しかし、その反面、声楽の勉強は幾分おろそかになってしまいました。器用なあなたは声楽演奏家コースに合格しましたが、本気で声楽に取り組めば、あなたの才能、実力はこんなものではありません。非常にもったいない!ぜひ大学では真剣に修練し、才能を開花してください。それが、あなたの夢のミュージカルスターへの道を、助けてくれると信じています、期待しています。