べっらぼーちぇ音楽院

合格者体験談

2007年合格者 体験談

恵泉女学園中学校卒

【東京音楽大学付属高校 声楽科特待生合格】増田 未玲 さん

私は中学2年生の冬から声楽を習い始めました。はじめは今まで学校の聖歌隊で教 わっていたドイツ唱法とは全く違うベルカント唱法に戸惑いました。しかし秋山 先生の丁寧なご指導のおかげでだんだん前よりも楽に、楽しく歌えるようになり ました。 ソルフェージュは最後まで悪戦苦闘しましたが佳子先生に『大丈夫だから自信を 持って。』と励ましていただき落ち着いて入試に挑むことができました。高校に入っても楽しく歌い続けられるように努力していきたいです。

合格おめでとう!さらに嬉しいことに特待生!努力が報われましたね!そうですね、レッスンを始めたころは身体も横隔膜もガチガチ、口の開け方も不自然でしたが、元来は素直で、綺麗な音色の声を持っているので、全てが自然に逆らわないベルカントに移行してからは、伸びやかで、自然な明るい声に変わって行きました。中高一貫の私立中学に通いながら、クラブもいくつかこなし、声楽とソルフェージュのレッスンにも遠くから休まず通い、先生は大変感心していました。また音高に受験するためには、そのまま上がれる私立校を辞めなくてはいけなかったのに、よくプレッシャーを跳ね除けがんばりましたね!だからこそ特待生として認められたのだと思います。しかし、これから先まだまだ上はいっぱいあります。慢心することなく、一緒に努力していきましょう!

【東京音楽大学付属高校 声楽科合格】大塚 友梨 さん

私は小さい頃から声楽家の母親の影響でたくさんのオペラや、コンサートなどを 聴いてきました。けれど、小さかった私は何故か声楽家になりたくありませんでした。しかし、進路を決める時に、それまでやっていたチェロよりも、好きな歌で受け たいと思うようになり、秋山先生にも進めて頂き、受ける事を決めました。秋山先生の力強いアドバイスと、支えもあり、無事に合格する事が出来ました。始めたばかりの声楽ですが、楽しめる演奏を出来るように深く学んでいきたいで す。

おめでとう!!お母様とは何回かオペラで共演させて頂きました。日本人離れしたリリコのすばらしいソプラノで、きっと友梨さんも受け継いでいることと思います。たまにその片鱗を感じさせる声が出ていますが、まだ声楽を始めて日が浅いので、完全には目覚めていないようです。イタリアにも前回一緒に行きまし、いろいろなオペラも聴いていますし、下地は完璧です。恵まれた環境と素質がそろっていますので、これからが本人の努力しだいで非常に楽しみです!先生とお母様(三廻部浩子さん)の二人三脚で、ガンガンきたえますよ!

東京学芸大学卒

【東京音楽大学 声楽演奏家コース合格】守屋 潤一 くん

僕は元々ロックバンドで歌っていました。そんな人間でも、秋山先生は快くレッ スンを受けさせてくれました。毎回、体の使い方や歌うフォームについてスポー ツ科学のごとく具体的に教えて下さり、実に密度の濃いレッスンでした。ソルフェージュも初めてでしたが、佳子先生のわかりやすいレッスンのおかげで 最短時間で上達することができました。声演は一か八かで受験したので、まさか合格するとは思っていませんでした。これからも、正しいベルカント唱法で歌う真面目なカウンターテナーを目指して努 力し続けます!

まさに奇跡がおきた!!(失礼~)1年前には想像も付かなかったことです。カウンタテナーになりたいロックバンドの兄ちゃんが、正統派ベルカントのクラッシク歌手を目指し、これまた、日本でも難関中の難関、東京音大の声演コースに合格するとは・・・・しかし、これは、まぐれや奇跡などで成しえるものではありません。ロックバンドで培ってきたリズム感や音感が助けになり、さらに本人の弛みない努力の成果だと思います。この声種は大変希少価値のあるものです。世界で活躍できるチャンスがあるかもしれません。大事に育てて行きましょう!

富士見ヶ丘高等学校卒

【昭和音楽大学短期大学部 声楽科合格】穴井 百合恵 さん

私が音大受験を決意したのは高校3年生になってからでした。1年でどれだけ声楽としての声を出せるか不安でいっぱいの中、隆典先生は毎回 丁寧に指導して下さいました。ソルフェージュも初めてでしたが、佳子先生の細かいアドバイス・くり返しの練 習でだんだんと出来るようになりました。レッスン・受験を通して、練習の積み重ねの大切さ・諦めない事を学びました。 今後は力強い声を出せるよう努力していきたいです。

宝塚受験からの音大受験転向で、第一志望の東京音大は合格しませんでしたが、その後諦めたり、めげたりせず、東邦音楽大学と昭和音楽大学に、みごと合格しました。おめでとう!!落ちてからの頑張りは目を見張るものがありました。もう少しエンジンが早くかかっていたら・・と思います。容姿も体格も舞台向きですので、これからの頑張りで自分の将来を切り開いていけると、期待しています。

【日本オペラ振興会オペラ歌手育成部オペラ専門コース合格】竹元 まり さん

私が秋山先生に出会ったのは去年の12月でした。大学を卒業して から5年、もう一度歌いたいと思い秋山先生にレッスンして頂き 歌う喜びを感じる事ができました。レッスンに行くのが楽しくて、大学の時とは全く違う発声法、分かりや すい丁寧なご指導のおかげで合格する事ができました。 ありがとうございました。これからも情熱をもち、頑張っていきますのでご指導よろしくお願いいた します。また歌える事ができてとっても幸せです☆

竹元さんは僕の大学の後輩でもあり、また生徒でもあるわけですが、僕が大学生時代にかかえていた同じような声の悩み、問題点を持っていました。僕の場合はイタリアでベルカント唱法と出会って解決したわけですが、彼女は歌えば歌うほど、喉の調子はおかしくなり、歌うことが苦痛に感じられていたのだと思います。それもそのはず、最初彼女の声を聴いたときは、声帯の鳴りだけに頼って、いわゆるイタリア語のgridare(叫ぶ)をしていてcantare(歌う)の声ではなかったのです。ぼくも初めてイタリア人の先生にレッスンを受けた時に言われた言葉は、gridareするな!でした。息に乗せて(sul fiato)自然に声帯が鳴るのを待つのが、イタリアのベルカントです。僕は、なかなかそれを信じることができず、だいぶ時間が掛かりましたが、彼女は僕ほど頑固ではなかったようで、かなり短期間で変化して行きました。もちろん、まだまだ勉強することはたくさん山のようにありますが、藤原歌劇団の研究生で良い刺激を受けて、活躍できるよう頑張ってください!おめでとう!!

【二期会オペラ研修所合格】島村麻衣子さん

大学卒業後しばらく歌わない日々が続きました。それからいざ声だしを!と決意 し勉強をし始めましたが日増しに体を硬くした発声になっていき、しまいには歌 う事が嫌で悲しくなっていました。そんな時、秋山先生に出会いました。先生のレッスンは今まで忘れていた体の使 い方を一からご指導してくださり、少しずつ体の力も抜けていき、今まで絶対に 無理と思っていたオペラアリアにも踏み込む事が出来ました。まだまだ勉強不足ですので、先生の元、さらなる向上を目指していきたいと思っております。 有難うございました。

合格おめでとう!最初は来年にでも受けられたらいいね。ということではじめま したが、島村さんの場合、少しでも早い時期に大勢の中に入って揉まれたほうが いいのではと思い、思い切って今年受けることを勧めました。大学時代はほとんどアリアをやっていないこともあり、これから大変だと思いますが、あなたの着実に一つずつ積み上げていく姿勢で頑張って下さい。また試験直前のレッスンの 時、どんな服を着て試験を受けるかを聞いたら、白ブラウスに黒スカート・・・それ は即NG!(><;)地味すぎます!! 今後は自分の才能や魅力をもっとアピールす る事も身に付けていくといいですね。